ガスコンロの焦げ、放置するほど大変になります
ガスコンロの掃除で一番の悩みといえば「焦げつき」ですよね。吹きこぼしや油はねがそのまま焼き付いて、茶色いカリカリの塊になっているあれです。
ハウスクリーニングの現場でも、ガスコンロの焦げ落としは時間がかかるリクエストの一つでした。しかし正しいやり方を知っていれば、家庭でも十分キレイにできます。
この記事ではパーツごとに掃除方法を詳しく解説します。毎日の簡単ケアから頑固な焦げの落とし方まで網羅していますので、ぜひ参考にしてください。

五徳(ゴトク)の焦げ落とし
軽い焦げ:セスキ水つけ置き(30分)
月1くらいで掃除しているなら、五徳の焦げはそこまでひどくないはずです。シンクに45〜50度のお湯を張って、セスキ炭酸ソーダを大さじ2〜3溶かします。五徳を沈めて30分放置し、取り出したらスポンジで軽くこすれば焦げがポロポロ落ちますよ。
頑固な焦げ:重曹煮沸(最強の方法)
何ヶ月も放置した頑固な焦げには、重曹煮沸が最強です。大きめの鍋に五徳が浸かるくらいの水と重曹大さじ3を入れて火にかけ、沸騰させます。沸騰したら弱火で10分煮た後、火を止めて冷めるまで放置します。冷めたら古歯ブラシやステンレスたわしでこすると、鬼のようにこびりついた焦げもガリガリ落ちますよ。
鍋に入らないサイズの五徳は、ゴミ袋にお湯と重曹を入れて五徳を漬ける方法でも対応できます。
五徳の素材に注意
ホーロー製の五徳はステンレスたわしでこすると塗装が剥げることがあるため、スポンジか古歯ブラシを使いましょう。ステンレス製なら金属たわしでも問題ありません。素材がわからない場合は、目立たない部分で試してから作業してくださいね。
天板(トッププレート)の掃除
ガラストップの場合
最近のガスコンロはガラストップが主流です。軽い汚れには、クリームクレンザーを少量つけてラップで円を描くようにこするのがプロの技。ラップはスポンジと違って洗剤を吸い込まないため、少量で広範囲をカバーできます。
頑固な焦げにはカミソリスクレーパーが効果的です。ガラスに密着させて滑らせると焦げが削り取れます。ただし力の加減を間違えるとガラスに傷がつくため、慣れないうちはクリームクレンザーの方が安全ですよ。
ホーロー天板の場合
ホーロー天板は傷つきやすい素材なので、メラミンスポンジやクリームクレンザーでやさしくこすりましょう。金属たわしは絶対にNGです。重曹ペースト(重曹3:水1)を焦げに塗って30分放置し、スポンジでこするのが安全で効果的な方法ですよ。
バーナーキャップとバーナーリングの掃除
バーナーキャップの掃除
バーナーの上にかぶさっているキャップ部分は、食材が焦げついていることが多い場所です。外してセスキ水に30分つけ置きしてから、古歯ブラシでこすればキレイになります。バーナーキャップの穴が詰まっていると火のつきが悪くなるため、竹串で穴の掃除も忘れずに行いましょう。
バーナーリングの掃除
バーナーの周りのリング部分は、吹きこぼしが溜まりやすい場所です。セスキスプレーを吹きかけて5分放置し、拭き取ればOK。汚れがひどい場合はマジックリンを使いましょう。
グリルの掃除
受け皿と焼き網
使用後に毎回洗うのが理想ですが、ついサボりがちなのがグリルですよね。焦げがこびりついたら、重曹水(水500ml+重曹大さじ2)に1時間つけ置きしてから、ステンレスたわしでこすると落ちますよ。
グリル庫内
庫内はセスキスプレーを吹きかけてキッチンペーパーを貼り付け、20分放置してからペーパーで拭き取りましょう。リンナイやパロマの公式サイトにも機種別のグリル掃除方法が載っていますので、自分のコンロのメーカーサイトもチェックしてみてください。

ガスコンロ掃除のスケジュール
毎日(1分):料理後、コンロがまだ温かいうちに天板をサッと拭く。これだけで焦げつきの9割は防げます。
週1(10分):五徳を外して食器用洗剤で洗う。バーナーキャップを拭く。天板をクリームクレンザーで磨く。
月1(20分):五徳のつけ置き洗い。バーナーキャップの穴掃除。グリルの念入り掃除。
ガスコンロ掃除のNG行動
冷たいうちにいきなりこする
焦げは冷えると固着しますが、温かいうちは落ちやすくなります。掃除するなら料理直後か、つけ置きでゆるませてから作業しましょう。
ガラストップに金属たわし
ガラスに無数の傷がついて曇りの原因になります。ガラストップにはクリームクレンザー+ラップの組み合わせが最適です。
洗剤をかけたまま放置しすぎ
アルカリ性洗剤を塗装面に長時間放置すると変色の原因になります。つけ置きは最長1時間を目安にしましょう。Amazonでガスコンロ用のお掃除セットも販売されているので、道具を一式揃えたい方はチェックしてみてください。
まとめ:焦げは「放置しない」のが最大のコツ
ガスコンロの焦げ掃除は、正直「放置期間」で難易度が決まります。毎日1分の拭き掃除をしていれば、焦げはほぼ発生しません。もし焦げてしまっても「お湯+アルカリ性洗剤+つけ置き時間」の3つで解決できます。まずは今日の料理後にコンロを拭くことから始めてみてください。


