掃除の基本って、実は誰にも教わらないですよね
ハウスクリーニングの仕事をしていた時に気づいたのですが、「掃除のやり方がわからない」と悩んでいる方は本当にたくさんいらっしゃいます。
それもそのはず、掃除の正しいやり方を体系的に教わる機会って、学校にも家庭にもほとんどないんです。一人暮らしを始めてから「何から手をつければいいの?」と途方に暮れた経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、掃除の超基本をプロの目線からイチから丁寧に解説していきます。初心者の方でもこの手順通りにやれば、効率的に部屋をキレイにできるようになりますよ。

掃除を始める前に揃えたい基本道具
まず道具がないと始まりません。とはいえ、最初からあれこれ揃える必要はなく、最低限のアイテムだけあればOKです。
最低限揃えたい5つの掃除道具
1つ目は掃除機。コードレスでもキャニスターでも、とにかく1台あれば大丈夫です。
2つ目はマイクロファイバークロス。水拭きにも乾拭きにも使える万能アイテムで、1枚あるだけで掃除の幅がグッと広がります。
3つ目はスプレーボトル。洗剤を薄めて使う時に必要です。100均のもので十分ですよ。
4つ目はゴム手袋。手荒れ防止はもちろん、お風呂やトイレ掃除の衛生面でも必須です。
5つ目は中性洗剤。ウタマロクリーナーのような家中に使えるタイプが1本あれば、最初は十分です。
あると便利なプラスアルファの道具
掃除に慣れてきたら、メラミンスポンジ、古歯ブラシ、フロアワイパー、トイレブラシ、スクイージーを追加していくのがおすすめです。全部揃えても2,000円程度で済むので、コストを気にせず始められるのが嬉しいですね。
場所別の掃除手順を覚えよう
掃除の基本は「場所ごとに手順を決めておく」ことです。毎回考えずに済むので、断然ラクになります。
リビング・居室の掃除手順
まずは換気から始めましょう。窓を開けて空気を入れ替えることで、ホコリが舞いやすくなって掃除しやすくなります。次にテーブルや棚の上の物をどかして、マイクロファイバークロスで上から下に向かってホコリを拭き取ります。最後に掃除機をかけて、仕上げにフロアワイパーで拭けば完了です。所要時間は6畳一間で約15分が目安ですよ。
キッチンの掃除手順
キッチンの最大の敵は「油汚れ」です。コンロ周りは使うたびにサッと拭くのが基本。油汚れは温かいうちなら簡単に落ちますが、冷えて固まると非常に厄介になります。
シンクは食器を洗い終わったら、そのままスポンジでシンク全体をこすって水で流しましょう。排水口のゴミ受けは毎日ゴミを捨てて、週1で漂白剤につけ置きするとヌメリを防げます。
お風呂の掃除手順
お風呂は入浴直後が掃除のベストタイミングです。湯気で汚れが浮いているので、スポンジで軽くこするだけで落ちます。浴槽→壁→床→排水口の順番で洗って、最後に冷水シャワーで全体を流してください。これで10分もかかりません。
トイレの掃除手順
トイレは便座の裏→便器の中→便器の外側→床の順番で進めます。トイレ用洗剤を便器にかけてブラシでこすり、便座と外側はお掃除シートで拭くだけ。床もシートで拭けば完了です。慣れれば5分で終わりますよ。

汚れの種類と落とし方の基本
掃除がうまくなるコツは「汚れの種類を見分ける」ことです。汚れに合った洗剤を使えば、力を入れなくても簡単に落ちます。
酸性の汚れにはアルカリ性洗剤
油汚れ、皮脂汚れ、手垢などは酸性の汚れです。重曹やセスキ炭酸ソーダといったアルカリ性の洗剤で中和すると落ちやすくなります。キッチンの油汚れにはセスキ水スプレーが最強で、プロの現場でも頻繁に使われていました。
アルカリ性の汚れには酸性洗剤
水垢、石鹸カス、尿石などはアルカリ性の汚れです。クエン酸やお酢のような酸性のもので落とせます。お風呂の鏡のウロコ汚れには、ライオンのクエン酸を使ったパックが効果的です。
カビには塩素系漂白剤
カビにはカビキラーやハイターなどの塩素系漂白剤が最も効きます。ただし、酸性洗剤と絶対に混ぜてはいけません。有毒ガスが発生して命に関わる事故につながります。厚生労働省のサイトでも注意喚起されていますので、必ず確認してください。
汚れの種類が判断できない時は
迷った時は中性洗剤を使いましょう。素材を傷めるリスクが低く、ほとんどの汚れにそれなりに対応できます。特にウタマロクリーナーは中性で幅広い場所に使えるため、初心者の方には最適の1本です。
掃除の頻度はどれくらいが正解?
「毎日全部やらなきゃ」と思い込んでいる方が多いですが、その必要はありません。場所によって適切な頻度は違います。
毎日やること
食器洗い後のシンク拭き、テーブル拭き、トイレの便座拭き。この3つだけでOKです。全部合わせても5分で終わります。
週1でやること
掃除機がけ、フローリングの水拭き、お風呂の念入り掃除、トイレの念入り掃除。休日にまとめてやっても1時間程度で完了します。
月1でやること
換気扇フィルターの掃除、エアコンフィルターの掃除、窓拭き、洗濯機の洗浄。スマホのカレンダーにメモしておくと忘れずに実行できます。
まとめ:基本を押さえれば掃除は怖くない
掃除の基本は「上から下」「汚れに合った洗剤」「場所ごとの手順」の3つです。これさえ覚えれば、初心者でも効率的に掃除できるようになります。
最初は1つの場所だけで大丈夫です。手順通りにやってみてください。慣れてくると「あ、このくらいなら毎日できるな」という感覚がつかめてきます。掃除は完璧にやることより、続けることの方がずっと大事です。ESSE onlineにも暮らしの掃除術がたくさん載っているので、参考にしてみてください。


